2022.12.22
阪神高速道路料金見直し凍結を要望
阪神高速道路料金見直し凍結を要望
12月21日(水)、兵庫県トラック協会と兵庫県貨物運送協同組合連合会は阪神高速道路会社の株主である、兵庫県と神戸市を訪問し、「阪神高速道路における上限料金の見直し凍結」について要望しました。
令和3年8月4日、国土交通省社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会における中間とりまとめにおいて、大都市圏料金については、利用度合いに応じた公平な料金体系をはじめとする料金の賢い3原則に沿った料金を更に進化させていく必要性が提示されており、令和4年4月から上限料金の見直しが行われた首都高速道路に続いて阪神高速道路においても、物流等へ配慮しつつ、激変緩和措置としての上限料金については順次見直し、完全な対距離料金への移行を進めるべきとなっていることから、今回の要望となったものです。
兵ト協からは原岡会長、兵貨協連からは福永会長が訪問し、兵庫県では土木部道路企画課草野課長、神戸市では建設局湾岸・広域幹線道路本部推進課中川課長に応対いただき、「トラック運送業界は、中小事業者が多くを占め、適正運賃の収受が困難な状況に加え、多くのトラック運送事業者が今般の燃料価格高騰分の価格転嫁ができていないのが実状であり、現在では自助努力の限界を超え、まさに事業存廃の危機に直面している。」と現状を訴え。
トラック運送事業者が現在の経営危機を克服し、国民生活と産業活動を支える公共的物流サービスの担い手として、社会との共生を図り、コロナ禍においてもエッセンシャル事業として、今後とも我が国の経済活動に貢献していくためにも、阪神高速道路における上限料金見直しの凍結を要望しました。
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