一般社団法人 兵庫県トラック協会
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2013.05.13

「DPFの不具合」に係る情報提供について(ご協力のお願い)(全ト協)

 

 連続再生式DPF搭載車両においては、「ススが詰まって頻繁に手動再生しなければならず、業務に支障が出ている」、「DPFの修理で高額な修理代を請求された」などの不具合が多発しており、全ト協が昨年6月に実施したアンケート調査では、DPF搭載車両の2割、事業者では全体の7割にDPFの不具合が発生していることが判明しました。

 

 このため、国土交通省に当問題の改善を要請したところ、当面の対策として、DPF搭載車両の適正な使い方に関してユーザーに周知することとし、昨年12月に国土交通省、メーカーならびに当協会のホームページ等で啓発チラシを公表(*1)したところです。
*1 DPFの適正な使い方(http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000035.html

 

 しかしながら、適正な使い方をしてもなお不具合を発生する事例については、個々の事例情報を国土交通省等関係行政機関に提出し、リコール等を含めた更なる改善要望をしていくこととしております。

  

 このため、全ト協ホームページ上に「DPF不具合情報ホットライン」を開設し、不具合情報の提供を受け付けておりますが、4月末までに寄せられた情報は非常に少なく、改善要望を行うことが難しい状況にあります。

 

 つきましては、「DPFの不具合」に係る情報提供に、ご協力の程よろしくお願い申し上げます

  詳しくは、下記ホームページ及び別添チラシをご覧ください。

 

 DPF不具合情報ホットライン
 ・http://www.jta-dpf.jp/

 チラシ「DPFの不具合で困ってませんか?」 
 ・JTA-DPF-A4.pdf

 

 

DPF(黒煙除去フィルタ)など後処理装置付き車の正しい使用のお願い(全ト協)

全日本トラック協会は、新短期規制(平成15年)以降のディーゼルトラックに搭載されるDPFの不具合等に関し、昨年6月に行った使用実態調査を基に、国土交通省に対して装置等の改善に関する申し入れを行いました。

 

これを受けて、国土交通省は、当面の対応として、ユーザーに対してDPFの特性や適正な使用、メンテナンスに関する周知を図るとともに、メーカー各社に対して、新たなマニュアルの整備とユーザーへの正確な情報提供を求めることとなりました。同時に、整備管理者研修で使用するテキストにメンテナンス方法を記載することや、さらに、一般市民に対しても周知・啓発対策を行い、手動再生のためのアイドリングの必要性や実施に対して、理解と協力を呼びかける方針も示されました。

 

DPFを装着する車両を使用する事業者におかれては、装置の適正使用と点検整備を徹底され、なお問題となるケースについては、全ト協ホームページに新たに開設する「DPF不具合情報ホットライン」(準備中)に情報をご提供いただくようお願いします。

 

なお、全ト協は、今後も状況の把握に努め、国によるDPFの使用実態に関する調査結果の公表と不具合車両のフォローアップ、さらに認証時におけるDPFの評価および手法の検討などを、国土交通省をはじめとした関係行政機関に求めてまいります。
トラック事業者の皆様のご理解、ご協力をお願いします。

 

 

詳しくは、下記のページを確認ください。

「DPF(黒煙除去フィルタ)など後処理装置付き車の正しい使用のお願い」(全日本トラック協会)

DPF(黒煙除去フィルタ)等の正しい使用方法について(国土交通省)

 


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