2017.12.15
災害時緊急物資輸送訓練を実施しました
災害時緊急物資輸送訓練を実施しました
近年起こると予想されている南海トラフ地震等大規模災害発生の際、国・県等各行政機関等からの緊急救援物資輸送依頼に備え、支部・会員との連携強化と防災意識の向上を図るため次のとおり災害時緊急物資輸送訓練を実施しました。
【訓練想定災害】
平成29年12月1日 10時30分頃に、和歌山県沖を震源とするM9.0の地震が発生し、震度7の強い揺れが観測され、和歌山県、高知県を中心に地震とそれに伴う津波により建物が倒壊し、多数の死傷者が発生。兵庫県下においても揺れが観測された。
【情報伝達図上訓練】
日 時:平成29年12月1日(金) 場 所:兵庫県トラック総合会館
災害時の情報伝達について、災害発生時を想定し兵ト協に災害対策本部を設置、各支部に地区対策室設置を依頼し、兵庫県から緊急物資輸送協定に基づき、緊急物資の輸送依頼を受けて対策本部から各地区対策室に支部会員事業者に緊急輸送車両の手配を要請し、支部から出動する車両等の確認作業を行いました。併せて、情報収集と職員の安否確認訓練も行いました。
【緊急物資輸送実働訓練】
日 時 : 平成29年12月2日(土)
場 所 : 三木総合防災公園
前日の図上訓練に基づき、実際災害発生時に緊急物資輸送の輸送拠点のメインとなる三木市にある三木総合防災公園の備蓄倉庫に11支部から要請を受けた11台のトラックが集結し備蓄倉庫から緊急支援物資を積み込み、和歌山県の救援物資集積倉庫に輸送するという想定で、災害時に救援物資の集積場所となる同公園内のビーンズドームまで緊急支援物資を運んで荷卸しをするという訓練を行いました。