2017.02.06
転倒災害の防止に向けた取組について
転倒災害の防止に向けた取組について
転倒災害の防止については、一昨年に取り組んだ「STOP!転倒災害プロジェクト 2015」を発展させ、昨年よりは「STOP!転倒災害プロジェクト」として別添の実施要綱により、期限を設けずに取り組んでいるところです。
しかし、当局管内の転倒災害による休業4日以上の死傷災害は、平成15年より毎年900件台で推移していたところ、平成27年には1,007件(全業種の21.5%)を数え、平成20年(1,070件)以来2度目の1000件超えとなり、また、平成28年の速報値でも877件(昨年同時期884件)、全業種21.2%を占める状況であり、十分な成果が出ているとは言い難い状況です。
平成29年までに休業4日以上の死傷災害を平成24年比で15%以上減少させることを目標とした兵庫第12次労働災害防止計画の達成は極めて困難な状況であり、計画の達成のためには、最も件数が多く、全体の20%を占める転倒災害の防止が不可欠であり、更なる取組が必要と考えております。
つきましては、一般的な転倒災害防止対策、冬季における転倒災害防止対策に加え、特に下記事項にご留意いただいた取組の推進をお願いいたします。
記
- 1 安全管理者や安全衛生推進者が参画する場(安全委員会など)における転倒災害防止に係る現状と対策の調査審議
- 2 チェックリストを活用した安全委員会等による職場巡視、職場環境の改善や労働者の意識啓発
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000111055.html