一般社団法人 兵庫県トラック協会
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輸送秩序確立対策


 トラック運送事業の使命は物資の安全確実な輸送であり、そのため、適正な運行計画の策定、確実な点呼の実施及び過労運転等を防止することにより、安全確実な輸送サービスの提供が求められています。それには、適正運賃収受及び輸送の安全を阻害する行為の防止や荷主と密接に連絡・協力した適正な運送取引の確保など、安全対策や荷主とトラック運送事業者とのパートナーシップの確立に取り組んでいます。

(1) 適正運賃の収受をはじめとする取引環境の改善及び長時間労働の抑制に向けた諸対策の推進

  • @ トラック輸送における取引環境・労働時間改善兵庫県地方会議への参画
     トラック運送業は総労働時間が長く、また、荷主都合による手待ち時間などの実態があり、トラック運送事業者の自助努力のみで長時間労働を改善することが困難な状況にあることから、平成27年度に取引環境の改善及び長時間労働の抑制に向けて、この協議会が中央と地方で起ち上げられ、4年間をかけてガイドラインの策定・普及に向け取組ました。
     当協会も兵庫労働局、兵庫陸運部と共に荷主関係者等を交えた協議会を開催すると共に、パイロット事業(実証実験)を平成28年度から実施しました。
      第4回兵庫県地方協議会(8月22日)
      第5回兵庫県地方協議会(3月29日)
  • A 荷主とトラック運送事業者とのパートナーシップの確立
    ア 荷主との対話を通じた提案など相互理解の促進
    イ 下請・荷主適正取引推進ガイドラインの普及・定着
  • B 荷主の優先的地位の濫用防止
    ア 価格交渉サポートセミナーの開催(8月30日) 参加24名
       テーマ:「価格交渉ハンドブックについて」
       講 師:中小企業診断士 中川 雅之 氏
    イ 下請・荷主適正取引推進ガイドラインの積極的な活用
    ウ 独占禁止法物流特殊指定の積極的な活用
    エ 荷待ち等の待機時間、契約に基づかない荷役作業等の解消、
      有料道路通行料金の別立収受

(2) 原価管理に基づく適正運賃収受の推進

経営基盤の強化に繋がるセミナー等を開催すると共に、荷主・関係団体への理解促進を働きかけました。

  • ア 原価意識強化セミナーの開催(10月12日・13日) 参加61名
    講 師 : 日本PMIコンサルティング株式会社 税理士 小坂 真弘 氏
  • イ 物流セミナーの開催(11月1日)           参加120名(うち、荷主20名)
    第1部 テーマ:「トラックドライバーの過重労働防止等について」
         講 師:兵庫労働局労働基準部監督課 課長 片野 圭介 氏
    第2部 テーマ:「日中関係と日本経済のこれから」
         講 師:(前)伊藤忠商事株式会社 取締役会長 丹羽 宇一郎 氏

 

(3) 運送契約書面化の推進

  • ア 運送契約書面化推進セミナーの開催(1月18日・19日)  参加67名
    テーマ:「トラック運送業における運送契約書面化について」
    講 師:日本PMIコンサルティング株式会社 税理士 小坂 真弘 氏
  • イ トラック運送事業者及び荷主等への周知浸透(リーフレット・冊子を用いた周知活動)

(4) 参入基準の厳格化等規制緩和の見直しの促進

  • @ 行き過ぎた規制緩和の見直しの促進について、全ト協と連携し、国、関係機関へ要望しました。
  • A 近畿運輸局、兵庫陸運部と連携し、新規事業者への参入基準の厳格化等を働きかけました。

(5) 輸送秩序を阻害する行為の防止とコンプライアンスの推進

  • @ 輸送の安全を阻害する行為の防止や法令遵守を指導。
  • A 運輸安全マネジメント国土交通省認定セミナーの開催(6月7日・22日) 参加203名
    実施機関:(独法)自動車事故対策機構兵庫支所、(公財)関西交通経済研究センター

(6) 輸送秩序の改善・確立のための委員会、会議等の開催

  • @ 輸送秩序確立委員会及び小委員会の開催
      「運送契約書面化の推進」と「長時間労働の改善」をテーマに検討を進めました。
      第1回輸送秩序確立委員会(7月25日)
      適正化啓発小委員会(9月15日)
      コンプライアンス小委員会(10月18日)
      苦情対応小委員会(11月17日)
      第2回輸送秩序確立委員会(2月8日)
  • A 兵庫陸運部との情報交換
      輸送秩序改善連絡会(通称:三木会)の隔月開催